ゆり太です。。
少し前 エックス(旧Twitter)で
ある 投稿が 注目されていました
自身も 家庭の経済的事情から
大学進学を
断念した過去が
ふと 頭をよぎり・・
今日は そんなこと書いていきますので
どうか最後まで お付き合い下さいな。。
不動のヒエラルキー
「多様性」と言う 言葉を
よく 耳にする昨今ですが
「学歴」においては
ずっと 変らない。
一定の ステータスが
モノを言わせている事実は
今も 昔のまま。
それどころか 大学進学自体が
もう 義務教育に近い
位置付けとも言える。
中卒や 高卒で
いきなり社会に 出て働く人も
私の 学生時代から比べると
その割合も 相当数
低くなっている。
その理由の ひとつとして
「生涯年収」が
まず 挙げられる。
ずっと 変ることの無い
この 世の中の仕組みにおいて
中卒<高卒<大卒<院卒
この ヒエラルキーに比例し
社会における
収入や 待遇などに
違いがあるのは 周知のこと・・
だから きっと 多くの学生が
完全な 学歴社会の
ふるいにかからない為に
取り敢えず 大卒 を
目指すのだと思う
教育資金
我が子が 将来
経済面で 安定した生活を
築けるようにと
可能で あるなら
出来るだけ 多く 広く
可能性を
与えて やりたい
そう 考える 親も
少なくは ないのだろう。
だから 多少無理をしてでも
子供を 大学に進学させようと
必死になる
我が子の誕生と同時に
学資保険などの
積み立てを 始める家庭も
あると思うけれど
おそらく 満期でも
100万とか200万とか
そのぐらいの 掛け金で
設定している家庭が
ほとんどなのでは・・??
私自身 20代前半で
長女を 出産し
当時 社会人になり まだ数年目
収入が それ程 多くない年齢で
学資保険に そこまで多くの
金額をかける事が 厳しかった。
なので 4年生の大学に
行くとなると
必然的に
学資保険とは別に
お金が 必要になるわけで・・
余程 裕福な 家庭は別として
親が それ以上 お金を工面出来ない
ケースは もはや 現代では
さほど 珍しく無く
そこで 必要に迫られ
奨学金を 検討し
実際 子供本人が
将来的に 返済をしていく・・
また それとは別に
やむを得ず
進学を 断念するケースもある
いずれにせよ
その背景には 家庭の経済事情の
格差が存在するのだ
過ぎ去った時間の対価
言わずもがなだが
「奨学金」は 給付型を除き
卒業後 返済することになる
社会人となり
慣れない仕事を
必死でこなしながら得た
その 収入の一部を
それまで過ごした
大学生活の学費として
支払いに充てる人生が
いよいよ そこから スタートするのだ
特殊な ケースは別として
どれだけ 優秀な大学を卒業しても
大抵 初任給は 思うほど
多くは 貰えない
その中から 4年間
学んで来れた事への
対価として
支払いを 重ねて行く・・
車や家のローンであれば
目に見えて 自分の手元に残る
それらに対する 金額として
支払っている実感が
持てたりするものの
既に 過ぎ去った
時間に対する支払いを
毎月 毎月していく事に
だんだんと
窮屈さを 覚える人間も
一定数 存在したりする・・
奨学金帳消しプロジェクト
エックス(旧Twitter)や
その他の ニュースサイトで
話題になった
「奨学金帳消しプロジェクト」とは
一橋大学 大学院の学生が 中心となり
奨学金制度の見直し、改善
最終的に 債務そのものを無くす事を
目的とし 活動をしている団体とのこと
長い人生 何処で 何があるか
分かりません
例えば 就職した会社が
ある日 倒産してしまったとか
自身が病気になり
働けなくなった等
見込んでいた収入を 断たれる事態に
見舞われる 可能性は
誰しもあり
そこで 奨学金の返済が
上手く行かなくなるケースも
あるかと思います。
ただですね・・
こう言った場合 返済期限の延長や
毎月の返済額の減額など
こういった制度があるので
単に 生活状況が 苦しいと
言う理由だけで
債務そのものを無くすと言うのは
「奨学金」そのものの
成り立ちからして
相当 無理がある気がします
私は 音大を目指していたので
大学での授業とは別に
レッスンに通う 必要があるため
まず 4年間バイトは出来ないなと
当時 思っており
何より 文系の学部よりも
学費も高額でした。
その高額な学費が
大学卒業と同時に
「莫大な借金」として
自分が 背負って行ける
自信は とても無かった
学ぶ意欲があっても
機会に恵まれなかったとして
当時 18歳の 私は
断念したのでした。
明確なビジョン
大学生には なれなかった私ですが
あの時 無理矢理 進学していたら
どうなっていたのだろう??と
たまに思います
学費とは言え 借金を抱え
毎月 その返済に延々追われ
そう言った生活の中で
自分は 本当に
なりたかった仕事に 就けてて
楽しく 毎日を
送れていたのだろうか??
私の場合
音大卒業後は
中学か高校の 音楽教諭を
目指して居ました
ある意味 そうした
明確な目的があり
そこに かかるであろう費用も
それなりに 具体的な
イメージが 出来た
返せる見込みが無い
奨学金に 手を着けるまでも無く
諦めた 結果
現在 借金無しの生活を
送れている
そもそも 大学って
どうしてそんなに
必死になって行くんだろう・・??
冒頭に
生涯安定した収入を得るため・・と
書きましたが
その 安定した収入を得るため
一体 何を学べば良いのでしょう??
件の 「奨学金帳消しプロジェクト」の
学生さん方は 大変優秀な
大学に進学し 更に
大学院まで進み
それでも 奨学金が返せないと
寄付まで募って
団体を運営しています・・
友人の娘さん
友人の 娘さんは
昨年 某私立大学の(建築科)に
進学しました
成績など諸々
入学可能な 大学とコースが
そこしか無かったとのこと・・
娘さん自身 それまで
建築に興味を持っていたとか
特に そう言う事でも無く
シンプルに入学出来る大学を
選んだ形のようでした
意外と盲点になりがちですが
入学してから
学費とは別に 定期など
地味に安くない出費や
専門的な学部やコースだと
教科書などの他に
資料や材料など
想像以上に お金がかかります
その為 友人は
週3のコンビニでのパートを
週6に増やし
身を粉にして 働きだしたものの
昨年 後期分の学費の納入が
間に合わないかも・・と
早くも 不安な状況に
陥っていました
もちろん 奨学金も申し込んだと
言っていましたが・・
子供が 何処を目指すかどうかは
一先ず 置いといて
とにかく 親としては
どうにか 「大卒」を与えたい
誰もが大学に進学する
ここ最近では
これも 普通だったりするのでしょうか??
本当に やりたいこと
学びたいことを
探しに 大学に進学し
その 学生生活の中で
ひらめきだったり
ヒントだったり
そう言うものを 見つけることが
出来るのは
本当に 恵まれていると思う
今日も ここまで お読み頂きまして ありがとうございました。。
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