発達障害の夫ベンコロ~とんでもない幕引き~

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~家族構成~

夫:通称 便所コオロギ

(略称ベンコロ・昆虫 高確率で発達障害)

長女:

(元夫との娘25歳社会人・一昨年8月からひとり暮らしスタート)

長男:ぱる太

(夫由来の発達障害を持つ。診断済み・中1)

次女:

(小学3年生)

ベンコロ帰宅

前回からの 続きになります

是非 そちらも ご覧下さい

ベンコロが家を空け 2日後の

土曜日の 昼間

唐突に インターホンが鳴った・・

昨晩 眠い目をこすりながら

帰りを気にしていた

ぱる太と 長女が

その音に反応し

素早く視線を

壁のモニターに移す

ベンコロの 薄暗い影を

確認した ぱる太は

慌てるように 1階の玄関まで

階段を駆け下りて 行った

長女は 私の表情を

伺っているようだ・・

次女は あの騒動以来

ベンコロの話を 聞くのもイヤで

相当な トラウマを受けており

インターホンが鳴っても

まるで 無反応のまま

YouTubeから目を離そうとしなかった

ドアを開け ベンコロを招き入れた

ぱる太は 再び2階まで階段を

駆けあがり 戻って来ると

「今日 鍵 交換するって」

そう ベンコロから

言付かって来たようだ

あんな暴れ方をし

何処かに 身を潜め

ほとぼりが 冷めたとでも

思っているのか・・??

本来であれば

もう ベンコロなど

家に入れるべきでは無いのだ

そう こちらが主張しても

おかしくないレベルの

恐怖とトラウマを

子供達に 与えたのだから・・

家族の前に現れず

自室に直行し

ぱる太を 伝達係にする

こんな 卑怯者の父親など

必要なのだろうか・・??

表情を変えていない

つもりでいたけれど

奥歯を 噛みしめながら

硬く 口を閉ざしたままの

私に 長女は

「ママ 部屋に行ってなよ」

「もし 業者来て

対応しなきゃならなかったら

私 出るからさ・・」

長女には 申し訳無かったが

そうした方が 良いと思った

そうでもしなければ

怒りで 今度は自分が

何をするか分からないくらい

ベンコロが家に戻った事が

耐えられなかった

美しくない心

私は 自分の部屋に

閉じこもった・・

ドアを閉めても

リビングから 子供達の話し声や

テレビから 流れる

YouTubeの音は

普通に聞えてくる・・

ベッドに 座り込み

ピアノの譜面台を眺めた・・

翌日 動画を投稿する予定でいるのに・・

撮影 どころか

まだ 自分の中で

全体を 上手くまとめることが

出来ていない気がしている・・

こんなことで

集中出来ていない自分が

なんとも 情けなかった

自分の感情を

コントロールしようにも

どうしても ベンコロに

腹が立ち 憎しみが蓄積され

その憎悪が もう縁ギリギリまで

あふれ こぼれ出す

その 寸前にあった

そんな 気持ちで どうして

聴く人の 心を癒やす

音楽を・・ ピアノを・・

鳴らせるというのだ・・??

静かに 自分自身に

そう 問うように

壁に 寄りかかりながら

ピアノを 見つめていると

1階から 子供達 その

誰のモノでも無い

足音が 階段を上ってくるのが聞えた

不気味なテンション

「鍵 交換したから♬」

異様な 明るさで話す

ベンコロの 言葉が聞えた

どうやら シリンダー交換は

ベンコロが立ち会い

終了していたようだった

同時に チャリチャリと

金属が重なり合う 小さな音が聞え

ベンコロが 長女に

人数分の 鍵を手渡し

何やら 得意げに

話し始めた

「知り合いに 安くやって貰えたから♬」

全ての状況を 把握している

長女ではあったが

努めて冷静に

「ママに 後日請求が来るってこと?」

そう 静かに尋ねる

そこに もの凄い温度差が

存在する事も

ベンコロは 全く

意に介さないまま

「金はもう 俺が 払ってあるから♬」

そう 得意げに 何度か

「俺が」を 繰り返す

その異様なテンション

不思議通り越して

不気味でしか無かった

家を空けていた ベンコロは

長女が 数ヶ月ぶりに

帰っていることも

今 どうして 私が

その場にいないのかも

何ら 疑問にすら思わない

ただただ 自分は

大きな使命を果たした

その 余韻と 恍惚感にひたり

その場にいる家族に

さも 誇らしげに

シリンダー交換を報告するため

わざわざ 2階に

駆け上がって来たのだった

当然であるはずの行動

ベンコロと 長女

そのやり取りを ドア越しに

自分の部屋で 聞いていた

体中から 全ての筋力を

奪われるような

脱力感に 襲われた

この3週間ものあいだ

頑なに 自腹でシリンダー交換を

拒否し続け

毎夜 毎夜 インターホンを

鳴らしまくり 私にイヤガラセと

暴言を吐き続け 大暴れし

挙げ句 戻りづらくなった家に

帰って来るための

『手土産』が コレのつもりなのか??

シリンダー交換を 自ら依頼し

支払いをしたことは

ベンコロの中では

お手柄か 実績か

そのような扱いにすり替わっている

「自分が 鍵を紛失した」

だから

「自分で業者に手配し支払いをした」

至極 自然で 当然の

行動なのだけど・・??

家族を あのような

散々な目に 遭わせ

ごく当たり前の

こんな当然の 行動をもって

これまでの事を

相殺しようとする・・

何故?? どうして そうなる・・??

その 当然で当たり前すぎる

行動の 何を評価して欲しいのだ??

帰宅してスグは

あの晩の事が 気まずくて

自室に 直行し

シリンダー交換が済んだら

どうだ??やってやったぞ!!

これで あの日のことも

それまでのことも 全部チャラな!!

そんなような 考えで おそらく

家族の前に 堂々と現れたのだろう・・

自分がしでかした事態の

重さを なにひとつ

理解していない・・

次女が泣き叫ぶ

あんな状況にまで 陥らなければ

自ら鍵を失くし 窮屈な状況を

招いたことの解決に

自分自身で 向き合おうとすらしない

こんな 人間に

これ以上 何を許し

何を諦め 

どれだけ 目をつむれば

良いのか??

長くなってきたので

続き スグ書きます

今日も ここまで お読み頂きまして ありがとうございました。。

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