無理矢理なポジティブ思考。。

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プロフィールページにも 記載させて貰ってますが

私は 占い 特にタロットに興味が有り 資格も取得しているのだ。

占いをする 私が言うのも 変だけど 私自身は 無理矢理なポジティブ思考 苦手です笑

タロットについて 過去にひとつだけしか記事を書いて無いので

本当は もっと タロット関連の記事を書きたいのになぁ・・と、思いつつ

あんまり読んで貰えて無かったし スピリチュアル強めの内容だと

「コイツ危ねぇぞ」と、せっかく訪問して下さった方に 訝しがられても ヤなんで

今日は 無理矢理なポジティブ思考 に ついて 過去に私が体験した事に絡めて 書きます。

決して 私 ヤバくないので どうか 最後まで お付き合い下さいな笑

長男 ぱる太が3年生だったある日

学校の近くの コンビニで 友達のS君と2人で 万引きをしたのだ。

あろうことか ぱる太は S君を置きざりにし 自分だけ逃亡した。

コンビニから 学校に連絡が行き S君は迎えに来た 担任の先生に連れられ 

学校で お母さんと先生と話をして帰ったのだが

ぱる太の行方が分からないと 学校からの電話を受けた。

「ぱる太くん お家の方に帰ってませんか??」 

ぱる太は 家には帰っておらず しばらく玄関前で 待ってみても戻って来なかった。

昼寝をしていた 次女を車に乗せて ぱる太が行きそうな場所を ゆっくり走った。

なんでS君を置き去りにして自分だけ逃げたんだ!!

万引き自体許せないのに!!

帰るに 帰れず 何処かに隠れているのか?

いっそ このまま 見つからなければいいのに・・

ぱる太の姿を探しながら 様々なやるせない思いがこみ上げた。

ぱる太を生んでから 常に誰かに謝ってばかりだ その度に 周りに居る人達は 離れて行った

だけども 万引きはこれまでに掛けて来た 単なる迷惑とは違う 犯罪なのだ

その時ばかりはもう 私の方が逃げ出したかった。

だから ぱる太がこのまま見つからなくても それが天罰だと

自分なりに納得出来る結末なのだ とも思った。 かなり 追い詰められた 思考で ぱる太を探すも 見つからない・・・

ゆっくり速度を落としながら走ってるのが じれったく思えた。

何処に居るんだろう・・自分のしでかした事の重大さに押しつぶされて姿を消そうとしてるのか??

むしろ・・そうあって欲しかった。

でも 現実は 違ったのだ。

もしかしたら 家に戻ってるかも知れないと もう一度来た道を Uターンしかけた時

5,6人の男の子達が 近くの公園の方に歩いて行くのが見えた。その中に ぱる太の姿もあった。

その表情は 明るく晴れやかに つい数十分前に万引きをして逃亡した事など まるで 何事も無かったかのように 笑顔で友達と歩いていた。

急いで 車に乗せて 一先ず コンビニに行った。

お詫びを伝え 後日改めて 伺わせて頂きたい旨を伝え 学校に向かった。

信じられぬ事に コンビニに到着するまで ぱる太は 自分のやった事について 私が知らせを受けているなど 全く思っていなかったのだ。

「どこいくの~?買い物?」 そんな調子で 暢気な質問をする ぱる太に 怒りよりも深い悲しさを覚えた。

学校に着くと 先生方が待ち構えたように 職員玄関に居た。

「ぱる太くん 良かった 心配したんだよ。」

1人の先生のその言葉で やっと 事の重大さを理解した ぱる太はしゃがみ込んで 頭を抱えていた。

家に帰って S君のお母さんと電話で話した。

「万引きは 2人でしたことだから」と、おっしゃりつつも

やはり S君ひとり置き去りにした ぱる太に対しては思うところがあるのだろう。

まあ・・・当然かも知れない・・・

翌日も 私は ひとり学校に出向いた。

ASD(自閉症スペクトラム)の ぱる太の様子を聞くために

スクールカウンセラーの先生と月に1度面談をしている。 たまたま翌日が その面談の日だった。

前の日の出来事を 当然カウンセラーの先生も聞き及んでいた。

疲れ切った私を見て 先生も気の毒そうな表情を向けていた。

その 帰り道 S君のお母さんから 電話が入った。

例のコンビニの前に居るから 今から一緒にお詫びしましょう・・・と、言われ

急すぎて慌てながらも ぱる太を連れて コンビニの前に到着した。

初めて会うS君のお母さんは 何となく苦手な感じだった。

だから 内心個別にお詫びに行こうかと思っていたけど ぱる太が逃げたせいで

何となく従わざる得ない雰囲気があった。

店長さんにお詫びをさせて頂いた時に S君のお母さんが言っていた言葉がどうにも 気になった。

「本当、今のうちに こういう事も 経験できて 良かったです。ありがとうございます。もし これが 大きくなってからだったら・・・小さいうちに 悪いことだと 知ることが出来ましたから」

いや・・・ね、言いたいことは なんとなくね、分かるんですよ、

ただ・・私的には 万引きを経験出来て良かったなんて 1ミリも思わないわけで

万引きを自分の子供がしておきながら それで悪いことだと知ることが出来たとか

店長さんからしたら 意味不明すぎて タダの頭おかしい人達になると 思うんです。

終始S君のお母さんのリードによって コンビニを後にした。

雨上がりに 泥の水たまりに足を突っ込んで 良かった、良い経験をしたなんて

誰も思わないですからね。

教訓を行かす上でのきっかけは とても大切な事だけど 時には フラットに現実を受け止めていくことも 同じくらい大事なんだな。。 

アイキャッチ画像:Vicky VitulloによるPixabayからの画像

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