
ゆり太です。。
長男ぱる太の決断を
尊重すべく
行動したものの
ぱる太が
思い悩む 日々の中に・・
今日は 少し距離が
出来てしまった
その後の 親子関係について
書いていきますので
どうか最後まで お付き合い下さいな。。
前回の続きになりますので
是非 こちらも 読んで頂けると
嬉しいです↓↓
不確定な出発
私自身も
「本当に これで良いのか??」と
思うところも 残しつつ
3月で 小4から通い続けていた
学習障害専門の 支援機関を退所
4月から 新たに通う
一般の学習塾の入塾手続きを
済ませて来た
2月 急きょ学校に 呼び出された際
「その 新たな塾と言うのは
ぱる太くんのような お子さんを
専門的に受け入れている
ところなのですか??」
そう 尋ねられた
そうでは無いと 答えると
「そう言った支援が無い場所で
本当に 大丈夫なのでしょうか??
今以上に お母さんの
ご負担も
増えてしまわれませんか??」
本当に 大丈夫なのか・・??
そんなこと 私にだって
分からない
分からないけれど
今まで ずっと
発達障害を専門とする
あらゆる機関の
門を叩き続けても
現状が これなのである
では 他に どんな手段が
残されているのか
教えて欲しい・・
お母さんのご負担
それを 本当に
心配してくれると 言うのなら
どうか 教えて欲しい
私とぱる太に
どんな 行き先があるのかを・・
インクルーシブ枠
以前 インクルーシブ枠の
県立高校ついて 書いたのですが
ざっくり(かなりザックリ)
お伝えすると
様々な特性や 事情を持った
お子さんも ひとつの場所に
学ぶ環境が
設置されている学校や施設が
これにあたります
全国的に こうした仕組みを持つ
教育機関(特に公立)は
まだまだ 僅かです
先日 入塾手続きを 済ませた
塾の 担当者の話によると
5教科ある学科試験を
実質 免除される受験枠
(インクルーシブ枠)が
存在するとのこと
これにより ぱる太も
公立高校進学は
全く 不可能では無いと 言うのだ
12月の三者面談では
「行ける高校なんて無い」と
学校側から 言われるだけで
進学の情報 元より
そのような情報は
全く 得られていませんでした
ただ インクルーシブ枠で
入学してしまうと
その後の 大学進学等に
やや 難しさがあるとのこと
今の段階で まだ
インクルーシブ枠で
受験するかどうかは
考えないでおきましょうと
新しい塾の 担当者からは
言われた
僅かながら 持てた この
小さな希望・・
その 希望を
ぱる太自身が 受け取ろうと
しなければ
結局 これまでと
何も 変らないのだ
何も無いところから
自分で 何かをスタートさせる能力が
父である ベンコロ同様
著しく低い
0(ゼロ)→1
そこから 初めてスタートラインに
立てるのだと
ぱる太に 是非 学んで欲しい
それは 理屈で説明しきれない
経験からしか学べないことの
ひとつだと
私は考えている
自分自身で 決断した結果が
その後 どうなろうと
今 自分が 行動するしかない
道が 無いのであれば
自分で足場を
拵え(こしらえ)ながら
進むしか無いのだ
そんな 未知すぎる 暗闇に
1歩 踏み出すことが
どうしても 恐くて仕方が無い
そんな まだ 未熟な
ぱる太は
急に 私が手を離し
背中を 押したことを
酷い裏切りだとさえ
思ったのだろう・・
でも 自分の事を
自分で決断する事から
逃げ続ければ
きっと 将来
父 ベンコロのような
人生を 歩むのだろう・・
今 現在 私が我が子を思い
手を 離した事が
ぱる太 本人に どのように
伝わってるかどうかは
全く 別問題なのかも知れない
でも 例え この真意が
伝わっていなかったとしても
私が ぱる太より先に
この世から 居なくなるのなら
自分で生きる事
それだけは 何より
伝えておきたい事なのだ
ぱる太 早退
3月 初めの ある日
私は歯医者に 来ていた
(治療では無く 歯のクリーニング)
3,40分で 終わり
パーキングに向かっていると
スマホが鳴っている
電話は 中学校保健室の
女性教諭からだ
「3時間目 始まる前に
頭痛がするとの事で・・
これから お家に帰宅させても
よろしいでしょうか?」
その日 ぱる太は
家の鍵を 持っていなかった
迎えに行った方が良いかと
尋ねると
熱は無いので 迎えは不要
自力で帰宅するとのこと・・
何となく それは
ぱる太が
迎えに来られたく無いような??
(迎えに来られたら恥ずかしい・・??)
そんな言葉に 聞えた
外出先であるため
あと十数分だけ 保健室に
留め置きさせて頂いてから
帰宅させて貰えるよう伝えると
私は 車をすっ飛ばし
急いで 自宅に戻った
そこから 数分違いで
ぱる太は気まずそうに
帰って来た
リビングで
朝 持たせた 弁当を
申し訳なさげに食べている
具合が悪かったのは
本当なのだろう・・
でも 何となく
それだけじゃ無い気がした
ぱる太に 気兼ねなく弁当を
食べて貰えるように
私は ベランダに出て行き
洗濯物を ダラダラと
取り込み 意味不明な
時間稼ぎをしていた
お互いが なにひとつ
言葉に出来ないまま
取り留めも無く存在する時空に
突如 現れた
すっぽり空いた穴に
ぱる太と2人
放り込まれているような
とても おかしな時間が
しばらく 続いた
その流れが
知らず知らず 出来てしまった
親子の溝を
お互い 無意識に
埋めようとしていたのかも知れない・・
この日を 境に
ぱる太と 少しずつ
以前のような
やり取りが
出来るようになって行った気がする
未熟な親
この4月から
中2になった ぱる太は
週1回 新たな塾に
ひとりで通っている
学習障害に特化したスキルを
持たない 一般の塾に
通わせる事を
学校側からは
「お母さんのご負担」と
懸念をされていたけれど
送迎が 無くなった分
むしろ 今までより
ずっと 楽だ
しばらくは 週1回で慣し
徐々に 日数を増やせたら良いと
塾から言われ
その様にしている
ぱる太も 塾に行くことは
本意では無いものの
逃れられない現実を
少しずつではあるものの
理解はしているようだ
「親子だから」 「家族だから」
本音で話すのが
必ずしも正しいとは
限らないと
個人的に思っている
何も 語らないことが
時に 正しいことだって
きっと あるのだ
前回も 書きましたが
私も 自分の母親との関係に
随分 苦しんでいました
親は 子供より
長く生きているのだから
その分 多くの経験をしているのは
間違いありませんが
それらを 正しく子供に
伝える方法を 知る必要が
あるのかもしれません
私の母も 自分の子供に
失敗をさせたいとは
決して思っては
いなかったのでしょうが
その 「失敗をさせたくない」は
きっと 母自身の中にある
「恐れ」だったのだろうと
私なりの 勝手な解釈ですが
今となっては そのように
思います
けれども その 母自身の
「恐れ」は 裏を返せば
「自分は責任を負いたくない」
そうとも 受け取れるのです
面倒な事に なる前に
それらを 回収しておけば
後々 手間が省けるだけでなく
子供を 支配しておけるのです
親にとっては 子供の意見や
考えを尊重し 要らぬ心配を
抱えるよりも
その方が ずっと
ラクなのかもしれません
まだ これから
やっと14歳になる
ぱる太に 全てを
自分で決断させることは
難しくても
自分の人生を 左右する事柄を
必死で考えること
そこから逃げても
結局は 行き止まりなのだと
その事を
何より 理解をして貰いたいと
私は 思ったのです
私とて ただの未熟な人間
親になど なって良かったのか??
そんなふうに 思ったりもします
自分の考えが 1番正しいと
言い切れるような
大した 親では無い以上
子供が考え抜いた決断を
否定など 私には出来ません
未来がどうなるかなど
誰にも
分からないのですからね・・
今日も ここまで お読み頂きまして ありがとうございました。。

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