ステップファミリーって みなさんは 聞いたことはありますか？？
いわゆる 『子連れ再婚』
どちらか一方に離婚歴が有り 元の配偶者との子供も含めて
家族になる スタイルを 言います。
現在の 私の家庭も ステップファミリーであることから
今日は これをテーマに書いてみようと 思いますので
どうか最後まで お付き合い下さいな。。
離婚後。。
お子さんを 引き取りひとりで育てている 男性もおられますが
私自身も含め 女性が親権を持ち お子さんを引き取るケースが 圧倒的に多いことから
今日は シングルマザーの恋愛を 中心に 綴っていきたいと 思います。
離婚が完全に成立した後も 子供を引き取るとなると 課題は山積みです。
私の場合 家も車も 手放す形で離婚だったので
離婚前から 何ヶ月もかけて 住む場所を 探す必要がありました。
当時 小学４年生だった 長女が学校は転校したくないと言い
学区内でさらに ワンコも引き取るのに ペット可の物件探しは けっこう大変でした。
役所や 親権の手続きで 家裁に行ったり
私は 当時 夜の仕事をしていたので 朝方帰って 昼間寝ないで それらをする必要があり
かなり ハードな時期を過ごしていました。
新たな 生活
学区内 ペット可の条件を クリアした唯一の物件は 築２０年の２ＬＤＫのマンションで
賃料１１万５千円 駐車場別 最寄り駅徒歩３分。
駅近 学校からも１０分圏内 １分以内に コンビニでもスーパーでも
何でも揃って 便利な所であったけれど お世辞でも綺麗とは言えない物件だった。
ペット可で無ければ もう少し 築年数も浅く
学校の近くでキレイめな物件もあったのだけど・・・
元暮らしていた 家は 新築の分譲マンション
そこかしたら 随分 狭く 古びた汚らしい部屋で 長女はよく泣いていた。
自分たちの勝手で 長女をこんな状況にしてしまい
本当に 申し訳ない気持ちなのに そんな長女に かける言葉も思いつかない
自分が
とても 情けなかった。
シングルマザーの恋愛
子供は居るけれど 離婚をし はれて独身の身となったのだから 気軽にお付き合いしたって
なんの 問題は無いんですが
仕事をしながらの 子育てとなると なかなか 恋愛するまでの 余裕が無いって人も
多いかな・・
特に 私の場合 水商売でしたから
お客様と いちいち恋愛していたら 仕事にならないし
もし 自分に付き合っている人がいるとか 噂になれば 売り上げにも影響しかねないので
私は 現在の夫とも 夜引退後 昼の仕事をはじめてから
付き合い始めました。
もちろん 子供が居ることは もう出会った当初から 伝えていたのですが
長女には しばらく言えないで居たのです。
長女にとって 自分の父親以外の 男性と私がお付き合いしているなんて
到底 受け入れがたいと 思ったので・・
だから はじめは
長女が 習い事や塾に行っている時間
家の近くでお茶をする程度 ほんのわずかの短い時間
会うようなスタイルをしばらく 続けて居たのです。
正直な思い
長女と夫が 会う前にクリスマスがありました。
夫は 当時 長女がハマっていた 『豆しば』のぬいぐるみを プレゼントするよう
私に手渡してくれ
ある日 長女に それを手渡す時
「ママの彼氏からだよ」と 言って渡してみたんです。
複雑そうな 表情を浮かべつつ 『豆しば』は喜んで 受け取ってくれた。
でも 喜んでいるフリ だったんですよね
ここからしばらくして 長女も一緒に夫と出かけて 帰った日に
「もう ベンちゃん（夫）とは会わない」
長女の 正直な 言葉でした。
対等な関係の難しさ
長女の本心を知りながら なんとなく夫との付き合いを続けていました。
こんな付き合い方に 全く夫が 不満を持っていなかった わけでは無いと思う。
それに 夫は結婚歴もない独身だったので もし 別れたいと言われたら それは仕方が無いこと
だと 常に考えていた。
ただ このことからも 思うんです
シングルマザーの恋愛って なかなか対等な関係って 築けないのだと
だから いざ 結婚生活が始まると 割と時間がかかる事無く 相手に遠慮ばかりしている
自分に気付づくのです。
新しい 家族
ぱる太の妊娠を機に 私は仕事を辞めることになり はじめて専業主婦になった。
今思うと 仕事は辞めるべきでなかったな・・と 思うんです。
当然ながら長女は 夫に反発し 元夫と暮らしていた マンションに帰る事も度々ありました。
長女のそんな態度は 夫を傷つけていたし
長女だって そもそも こんな暮らし 望んでやしなかった
段々 自分の中で この生活が 誰も幸せになって居ない事実を 突きつけられたのでした。
現在の我が家
離婚をしたとき
「自分は 今より幸せになるための決断をしたんだ」
そう 思って居ました。
今でも それは 間違いでは無いと思っていますが
現在 我が家は 家庭内別居になり 長女も家を出ました。
ぱる太と次女を 実質ひとりで育てている この状況を あの頃どうやって想像出来ただろう？？
水商売を辞め 就職した 昼間の仕事は 某物流の 宅配ドライバーで
私はトラックを運転していたので 妊娠をしながら続けられる仕事では
無かったのです。
でも 経済的に自立する事を 諦めていなければ 夫に対する経済的な負担への
遠慮みたいな気持ちは
持たないで 居られたかも知れません。
自分だけで無く 連れ子の経済的な面倒を見てくれているから
夫に 遠慮してしまう 元シングルマザーの方も 少なくないんじゃ無いかなと思います。
なにか 言ったら 怒らせるんじゃ無いか 嫌われるんじゃないか・・
そう言った 気持ちをどこかで抱えながら生活することへの
自分自身に 自己嫌悪になったり・・
相手側も 当然全てを 受け入れた上で家族になる 覚悟は必要だけど
やっぱり アカの他人の子供との関係性は 言葉で語れぬほど 複雑だと思います。
ステップファミリーで
円満に 暮らすことが出来ている ご家庭も きっと あるかと思いますが
近年 同居男性に 我が子が虐待にあったりという
不幸な事件も耳にします。
ひとりの 女性としての幸せ 人生の再チャレンジ
諦めたくないし 諦める必要もないのかな。
でも やっぱり 普通の結婚をしてたって 上手く行かない事は 色々ありますからね
ステップファミリーは
家族になる前の段階で 既に 課題が用意されている所から
スタートします。
私には その 課題を越えられる力は ありませんでしたが
再び 新たな幸せになる為のチャンスを また 別な形で 探求したいと 思って居ます。。
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