~家族構成~
夫:通称 便所コオロギ
(略称ベンコロ・昆虫 高確率で発達障害)
長女:
(元夫との娘25歳社会人・一昨年8月からひとり暮らしスタート)
長男:ぱる太
(夫由来の発達障害を持つ。診断済み・小学6年生)
次女:
(小学2年生)
夫ベンコロに対する怒り
先日の記事(夫便所コオロギ・カテ)の続きになります
休日診療センターを 受診するも
次女は 吐いてばかりで
貰った薬も
飲めない状況が続き
ソファーに次ぎ 深夜1時に
布団に 吐かれた時は
もう 私も疲れが
ピークに達していた・・
次女を 着替えさせ
洗濯と ゲロの片付けで
ドタバタしているところに
ベンコロは 平然と帰ってきた
洗濯機に入れる前に ゲロを
洗面台で 洗い流している私を見ると
やや驚いた 表情をし
素早く 目線を逸らし 足早に
逃げるように 自分の部屋に
入って行く
それを 見た瞬間
必死に 押さえ込んでいた
怒りの感情が 爆発
びしゃびしゃの ゴム手袋を
着けたまま
ベンコロの部屋のドアを
めぇえいっぱいの 勢いをつけて
開けると
ベンコロは ベッドに座り
暢気に靴下を 脱いでいた
「テメェ 何で帰って来てんだよ?!」
低い 私の声で
脱ぎかけの 靴下に手をかけたまま
ベンコロはうつむき
動きを止めた
もう1度 どのツラ下げて のこのこ
帰って来れるのか?
吐き捨ててやった
何も 反応が無い・・
いつも こうだ
自分が やらかしていても
それを 自覚していても
反論出来ない場合は特に
こうして ダンマリ
謝るでも無く
悔い改めるでも無く
いつも何ごとも
無かったかのように
元の 生活に戻ろうとする
私が コイツを
最も 嫌悪する部分だ
このまま 何を言ってもムダ
ひとまず 今すぐ
私の前から消えるよう
言い捨て
洗濯の 続きをやった
布団カバーやら 敷きパット
毛布や 枕もあるから
1度で 終わらず
部屋干し 出来る物から 洗い
残りは 洗濯&乾燥にして
とにかく 早く
自分も 体を休めたかった。
一方的なリセット
洗濯を回している間
私は2階に上がると
玄関を 出る音がした。
流石に 病気の子供2人を完全無視し
土日とも 自由に
ほっつき歩いていたのには
罪悪感を 感じたのか・・??
やっと 私の言葉の意味を
理解したのか??
ベンコロが出て行き
怒りの感情が 緩やかに
鎮まって行く 気がしたのも
束の間
数十分後 再び帰って来て
今度は また暢気に
シャワーなど 浴び始めた
帰って来るな 目の前から消えろは
ベンコロの中では 既にもう
リセットされ いつも通り
無かったことに なっているのだ。
ここ1週間以上 私はろくに
睡眠すら取れておらず
さらに こっちは
風呂上がりに 次女の
様子を見にいったら
布団で 吐いていて
びしょびしょの髪のまま
風邪引きそうな 寒さで
片付けに 追われていたというのに
コイツは フツーにひとりで
シャワーを 浴び
直ぐさま服を 着れている
思えば この十数年
私が生理でも 体調悪くても
子供達をお風呂すら
まともに 入れた事なんか無いのだ。
そんな ヤツが 子供達が病気なんて
知ったところで
特段 自分には無関係でしか
無いのだろう・・
とても まともとは言い難い
そんなヤツの おかげで
こっちが どうにかなるほどに
心身が 壊れて行く気がした。
悪化する次女の容体
3連休明け 次女の容体は悪化し
水分すらまともに
摂れなくなくなっていた。
休日診療センターで
インフルエンザの薬は
処方されていたものの
もはや 薬など飲めない状態だ。
朝から かかりつけの小児科に
まだ 咳が続いている ぱる太と
次女を連れて行った。
ぱる太は 快方に
向かっているようだったが
次女は 脱水を 起こしていて
直ぐさま 点滴に2時間つながれた
更に 1度 帰宅し
ぱる太に お昼を食べさせ
次女だけ 再び 病院に連れて行き
そこから 更に 2時間点滴。
歩けない次女を
ずっと おんぶで運んだ。
点滴の間 一瞬 抜け
病院の すぐ隣の薬局に
午前中に出した ぱる太の薬を
受け取りに行った。
外は ぼんやり 夕方っぽくなっている。
家に 置いて来た ぱる太を
思い出しつつ
次女の 点滴が終わるのを
待つしか無かった。
どんな時でも諦めたくないこと
家に 戻った頃には
夕方5時を回っていた。
グッタリした次女を 布団に降ろし
そのまま 自分も 床にヘタレ込んだ。
生後数ヶ月の 赤ちゃんだって
ずっと ダッコなんてしていたら
足腰にくる
平均より身長もあり
30キロ近い小学生を
ずっと おんぶして
移動だなんて さすがに もう
しんどい
しかも 長女の時のような
若い 20代の体では 無い・・
朝から 病院にこもり
病気の子供達を連れて
買い物にも寄れず
夕飯など作る気にも なれなかった
その日は ガストをデリバリーした。
鶏肉のソテーみたいなメニューを
注文したものの
半分も 口に入らない・・
ヘトヘトだった。
ご飯よりも 何よりも
休みたかったけど
朝から 家を空けていたので
取り込んだ洗濯物
キッチンなど 片付けモノが
溜まっていた
鉛のような重たい体を
引きずりながら
ダラダラと片付け
どうにか お風呂に入り
ピアノの前に座る・・
本当なら この日 ストピに行き
当日 動画も公開する予定だった
だけど それどころでは無かった
投稿する 楽曲が
「バレンタイン・キッス」なのだから
2月14日までに 公開出来なきゃ
意味が無い・・
練習を重ねて来たのに・・
来年の バレンタインまで
お蔵入りさせるのか・・
子供達が 相次いで
病気になったのは
誰が悪いも 誰のせいでも無い
けれども
私は このブログも含め
ピアノも 自分の人生において
唯一 本気 出せることであり
どんなに ヘトヘトな
この日でさえ 私は 練習を
諦めなかった。
まるで不毛でしか無い時間
その 一方で
ベンコロは 起きている時間の全てを
スマホゲームで溶かし
自室の 掃除も片付けもせず
悪臭の立ちこめる
部屋の窓すら 開けず
何の目的も無しに
フラフラ 出掛けていき
仕事をしてるとは言え
そんな生活を 十数年に渡り
繰り返し 送っている
やりたくない事
受け入れたくないこと
自分の興味の 無いことは
一切 覚えようともせず
同じ行動を 繰り返し
新しい事を嫌い 変わらないままが
安心なのだ。
人間 誰しも 新しい事に対して
不安もあるし
現状 さほど困っていなければ
無理に 変える必用など無い
このままで 良いと思うのは
多少はあれど
結婚し 子供が生まれたら
大抵は 今まで 知らなかった事の連続だ。
ベンコロは 結婚前の
元居た 世界が
自分の 居場所なのだった。
周りが どれ程
変化に 飲み込まれようが
対岸の火事よりも
更に 遠い場所の
出来事ぐらいにしか 思わない
私は 深夜 僅かな時間
ピアノを 練習するために
連日これだけの 事柄を
クリアしなければ
ピアノの前にすら 座れない
にもかかわらず ベンコロは
好き勝手 行動し
時間を自由に使い
そのくせ 翌日は 私よりも
ずっと長く 寝ている
やるせなかった
どうでも良いことに
時間を好きなだけ使い
何の心置きなく
病気の子供達を 置いて家を出られる
そんな 人間に
体力も 時間も
搾取され続けている
この状況に 悔しさと 怒りを 覚えた・・
誰だって 自分の好きな事だけやりたいし
面倒で イヤな事からは遠ざかりたいのが
普通だが
大人になるごとに
やりたい事 ひとつやるために
数多くの やりたくない事を
消化しなければ
その時間すら捻出 出来ない
その状況の中で
どうにか 自分の人生を
少しでも 豊かにしたいと
そう考える人も きっと
少なく無いだろう・・
何処までも 平行線の
この生活に あとどれだけ
耐えられるだろう・・??
今日も ここまで お読み頂きまして ありがとうございました。。
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