善意では無かった?!千羽鶴問題

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『冬休み駅伝』

復路10区 ゴールテープまで

もう少し・・

平穏な平日を

切望し続けている ゆり太です。。

能登半島の震災を受け

エックスの方でも 様々な投稿が

ポストされていますが

ちょっと 自身の過去を

思い起こす 投稿を

目にしました・・

今日は そんなこと書いていきますので

どうか最後まで お付き合い下さいな。。

エックスでの ある投稿

『被災地で要らない

必要な物リストでは無く

要らない物リスト

そこには 古着、賞味期限不明の食品・・等々

10項目ほど明記してあり

改めて 支援のあり方について

考えさせられたのと 同時に

私は ある衝撃を受けたのです。

要らない物リスト

トップに記載されていた

あるモノ・・

そう・・『千羽鶴』

『ベトちゃんとドクちゃん』

遡ること 数十年前・・

当時 小学校6年生の ゆり太。。

ホームルームで

クラスメイトの女子が

担任の先生により 促され

教卓の前に立ち ある話を始めました。

『ベトちゃんと ドクちゃんに

このクラスのみんなで

募金をしたいのです。』

『ベトちゃんと ドクちゃん』

ベトナム戦争で

アメリカ軍が散布した『枯葉剤』が 

妊娠中の胎児にも

影響したとされており

その結果

下半身が繋がった 結合双生児として

生まれました。

こちらの詳細について

今回は省略させて頂くのですが

日本の医師団により

2人の分離手術の支援をする事となり

それにあたり

募金を募って居るとの事でした。

親友 『やまぴ』

ホームルームでみんなに

募金を提案した クラスメイトの女子・・

『やまぴ」とは 3年生の頃から

ずっと 同じクラスで

同じ マーチングクラブにも所属していたし

女子数名で構成される

いわゆる『グループ』も一緒。

登下校も一緒で

けっこう 仲良しだった。

(結婚後 千葉在住になった やまぴ。現在も交流は続いています・・笑)

だけども この『募金』の話は

私を含めグループの

誰も知らなかったし

やまぴは この場で話すまでは

誰にも 言って居なかったようだ。

何より 当時おそらく

テレビのニュース等で

かなり大々的に

報道されていたと 思うのですが

恥ずかしながら 私は

この 『ベトちゃんとドクちゃん』について

全く知りませんでした。

教卓の前に出て

クラス全員に向け しっかりと発言する

凜とした やまぴの姿は

今でも 鮮明に覚えています。

両親から得られなかった協力

やまぴの提案は 我ら6年4組

全員が賛同し

クラスの父兄にも

協力を仰ぐ形となった!!

家に帰って 早速

母に この話を!!この話を・・

したかったけれど

学校で必要な物を 買う時ですら

いつも 延々 家計の話をして来るような

母に このような主旨の話は

通じなそうだった。

現に チャリティー番組を見て

『こんな 何処にお金が

使われるのか分からないのに・・

こっちが助けて

貰いたいくらいよ!!」

もう 本当に・・

この女はゴミ過ぎて・・

コイツから 産まれてきたと言う

その事実でさえ 否定したいと

死ぬほど 思っていますが

昨今 ある チャリティー番組が

募金を使い込んでいたと言う

報道もあったので

当時 母の 言っていた事は

間違いでは無かったにせよ

そのような 人間性である母に

募金の話をするのが面倒だった・・

だから 父に話したのだけど

『今 細かいお金が無いから 後で渡す

父は 本当に その時 そうだったのだと

思うのですが

『募金の話』は 父の頭から

すっかり 忘れ去られたようで

期限の日までとうとう

父にも お金を貰えないまま・・

両親に 言い出せないまま

自分の貯金箱の小銭を集め

教室の募金箱に投入した。

募金箱の中には

お札も 数枚入っていた・・

みんなの家が 羨ましかったし

こんな 数百円しか

募金出来ない 自分が

恥ずかしいと思った・・

千羽鶴

募金と合わせて みんなで

『千羽鶴も送ろう!!』

言う話にもなり

少額しか 募金出来なかった私は

千羽鶴の取りまとめメンバー

加入した。

昔の事なので うろ覚えですが

最初に クラス全員に10羽とか

ノルマをかけて

クリアした順に また次のノルマを

課して行き・・みたいな感じで

鶴の生産数を上げていく

方式だったと思います。

当時40人以上いたクラスでも

1000羽集めるって ちょっと大変で

千羽鶴メンバーは みんなよりも

多く折り さらに針に糸を通し

繋げるって作業も

メンバーが担いました。

鶴を繋げた状態で段ボールに

一時保管する際

糸が絡まり 鶴が切れてしまい

その都度

修復作業も あったりしながらも

クラス全体で 一生懸命取り組み

後日 募金先から

お礼のお手紙が届き

担任の先生も

それを 嬉しそうに 読み上げ

小学校生活の

忘れられない出来事のひとつに

なったのでした。

善意とは・・

エックスの 投稿を見て

当時の出来事を 振り返り

あの時の クラスみんなの

熱量が 蘇って来ました。

災害時と この募金のケースは異なりますが

想像してみたら

全国から こんな段ボールに

いっぱい千羽鶴が

送られて来ても

おそらく病室に 全部は飾れないし

保管するにしても

段ボールだらけで スペースも

相当必要なハズ

結局は 捨てるしかないのかな・・

捨てるにしても

段ボールを潰し

中身をポリ袋に 押し込んで・・

結果的に 送られた医療機関の方々に

余計な用事を

増やしてしまってたのかな・・

善意って

本当に 難しいんだな・・と

改めて思います。

まだ 子供だった自分達は

その善意の成り行きや

その後 ベトちゃんとドクちゃん

どのような人生を歩んだのか??

ネットが無かった

時代背景も ありますが

きっと その先に視点を向けると言う

考えまでは 至らないままに

なってしまいました・・

本当の善意と 求められる支援が

一致することが

理想であるのは

誰もが 知っている事なのに

その現実は 少し

違っていたりするのかもしれない・・

今日も ここまで お読み頂きまして ありがとうございました。。

『ベトちゃんとドクちゃん』について詳しくはコチラ↓https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%88%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%83%89%E3%82%AF%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93

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