地獄のような「お楽しみ会」

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ゆり太です。。

先日

エックス(旧Twitter)で

ある投稿が 話題に

それを見て

私が

子供時代 経験した

ある出来事を

思い出しました

今日も 好きに書いて行きますので

どうか最後まで お付き合い下さいな。。

入手困難「ラブブ」

「ラブブ」って

ご存知ですか??

私は 最近

次女が 流している

YouTubeで

何となく知った

程度なのですが・・

中国の 玩具メーカー

POP MART(ポップマート)

展開する

ウサギのような耳の

キャラクター

(主に ぬいぐるみやマスコット)

海外セレブや

インフルエンサーによって

一気に 爆発的なブームに

なったのだとか

とにかく 人気のモノは

何にしても 入手困難な

この時代

冒頭で お伝えした

エックスの投稿も

「ラブブ」に 関するもので

その 投稿が

多くの反響を 呼んでいました

折り紙の「ラブブ」

投稿主は 小3の女の子を持つ

お母さん

「ラブブ」を

欲しがっている 娘さんに

「何とかしちゃる!!」

言って

朝 送り出すと

折り紙を 使い

6種類の「ラブブ」を

とても 上手に作り

「娘が帰ってくるのを 楽しみに待っている 母ちゃんです」

そんな 頑張った

お母さんの

コメントと共に

折り紙で 作られた

「ラブブ」の画像も

添付されていました

折り紙が 大の苦手な私は

ただ ただ

その 出来映えに

感心していたのですが

リプ欄を見ると

かなり 違った 意見が

多くみられたのです

「まだ 小さい子ならともかく・・私なら泣く」

「本物だと 期待させといて 折り紙とか ヒドイ」

などなど・・

お母さんに対する

批判的な 意見と

娘さんが 可哀想と

言った 意見で

埋め尽くされていたのです

「プレゼント交換」

色々な 家庭の事情や

親自身の 考え方も

多く ある中で

お母さんが 頑張って

手作りしてくれた モノに対して

価値を 感じられるは

もう少し

大人になってからなのでは・・・

言った

コメントを 目にし

私は 子供時代の

ある 苦い経験を

思い出したのです

あれは 小2の

3学期の終わり

担任の先生が

最後に 「お楽しみ会」

やろうと提案

そこで「プレゼント交換」

企画され

先生は

「家にあるモノ」

「わざわざ 購入しなくても良い」

前置きした 上で

各自 プレゼントを

当日 用意して来ることに

なったのでした

母が制作したモノ

私は 憂鬱な気持ちで

家に帰りました・・

先生は 

「わざわざ 購入しなくても良い」

言ってるけど

みんな フツーに

近所の文房具店や

周辺の サンリオとかある

スーパーで 買ったのを

持ってくるのが

分かっていたから・・

うちの母は そう言う話が

全く通じない 人間でした

ましてや その日限り

ごく 小規模な

学級レクなどに

お金なんか

かける必要など 無いと

本気で思っている

タイプでした

当然 母は

「気持ちがこもっているモノなら・・」

全面に 押し出し

プレゼントを買う為の

お金は

くれませんでした

母は 家にあった

マッチ箱に

和柄の折り紙

(千代紙って感じ??)を

貼り付けて

「小物入れ」を 制作し

それを 家にあった

サンリオの包装紙

(前に誰かがくれた時の)で

ラッピングし

手渡してきたのだ・・

絶望的な 気持ちで

手提げ袋に それをしまい

明日 学校に行くことを

思うと

更に シにたくなった

コレを 持って行く

くらいなら

まだ 開封していない

雑誌の 付録でも

持って行ったほうが

良いんじゃないか・・??

夜な 夜な

布団の中で

母の 執念がこもった

マッチ箱が イヤ過ぎて

翌朝までにどうにか

秘密裏に この状況を

回避 出来る方法を

模索するも

あっという間に

もう 朝だった

悪夢のような地獄

学校に 着くと

みんな 綺麗に

ラッピングされた包装紙に

キラキラの リボンがついた

プレゼントを 持っていた

ザツに見える 男子でさえ

しっかり 近所の文房具屋の

紙袋で確実に

「購入」した実績が

見て取れて

もう 地獄に来たみたいな

気持ちだった

ムダに サンリオの包装紙で

包んである 私のマッチ箱に

期待を込めた目を

向けられてたりもして

もう 本気で 帰りたかった

「プレゼント交換」は

椅子取りゲームのように

円状に椅子を並べて座り

歌を 歌いながら

各々 持って来たプレゼントを

隣に回して

先生の「ストップ」の声で

歌と プレゼントが止まる・・

と 言う ルールだ

いよいよ 全員の歌声と共に

自分の膝の上を

幾つもの

友達のプレゼントが

通過していくけど

私は あのマッチ箱が

何処に 回っているかが

とてつもなく

気がかりで

「お楽しみ会」の

お楽しみの気持ちなど

微塵も 感じられなかった

マッチ箱の行方

「プレゼント交換」は

あっけなく 終了し

その場で 一斉に

開封となった

母の 執念がこもった

あの マッチ箱は

2年生になってから

この クラスに 転校してきた

マキちゃんの 手元にあった

マキちゃんは

サンリオの包装紙を

キラキラと 目を輝かせて

開いたと 同時に 

膝の上の ソレを見て

表情が こわばっていた・・

「え??」って

声には 出して無いけれど

そう 言ってるような

表情だった

そんな

マキちゃんの 様子を

やや 離れた

位置から 見ていた 私は

いたたまれなかった

サンリオの包装紙だから

お店で 買ったモノだと

思っちゃったよね・・

きっと・・

同時に

「心がこもっているモノ」

信じて疑わない母が

この マキちゃんの

表情を 見たら

一体 どんな気持ちだろうか・・??

子供心に この事は

母には 言えなかった

私の手元には

開封済みの

「折り紙の袋」がある

プレゼントの用意を

忘れた 男子に

先生が 急きょ

教室の備品用ロッカーから

取り出し

忘れた 男子に

手渡したモノだった

周りの友達からは

「ゆり太ちゃん 忘れモノの折り紙に なっちゃって 可哀想」

とか 同情されたけど

私は 自分なんかより

マキちゃんの方が

ずっと ガッカリしてて

可哀想で 申し訳なくて

仕方無かった

後日の結末

その後 エックスの

投稿主の お母さんは

続報を 出していました

エックスでの

批判的な 意見の事も

もちろん 知っていた

でも

「娘は喜んでくれました」

投稿していました

これに 対しても

「子供が 親に気を遣ってて 可哀想」などの

意見が

再び 上がっていたりした

この お母さんは きっと

こんな

大騒動になるとは

全く 思って

無かったと思う・・

娘さんにしても

自分の為に

お母さんがしてくれた

事に対して

見ず知らずの 大勢の人から

心ないコメントを

浴びせられてる事を

もし 知ったら

傷付きますよね・・

私は マキちゃんの

あの 落胆した表情も

みんなは お店で

ちゃんと 買ってきたモノを

持って 来ていたことも

そして

サンリオの包装紙の 中身が

こんな マッチ箱の小物入れとか

恥ずかしくて

イヤだったことも

母の事を 決して好きでは

無かったのに

言いたくても

どうしても

言えなかった

言わない方が 良いのだと

当時 まだ 小2ながら

思いましたが

投稿主の 娘さんには

お母さんの気持ちが

きっと 伝わっていることを

願っています・・

今日も ここまで お読み頂きまして ありがとうございました。。

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