~家族構成~
夫:通称 便所コオロギ(略称ベンコロ 高確率で発達障害)
長女:(元夫との娘23歳社会人・つい最近彼氏と同棲をスタート)
長男:ぱる太(夫由来の発達障害を持つ。小学5年生)
次女:(小学1年生)
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気になる発言
つい先日 ぱる太が言った一言。
「自殺して 生まれ変わって そうしたら女になれるかな」
自殺とか いきなり物騒すぎる ワード。
こんな事 我が子に言われたら みなさん どんな気持ちなんだろう??
ぱる太にとって 「自殺」と 言うその言葉が どれ程重たい意味を持つモノなのか
おそらく よく分からないで言っているのと
今の 自分が変わる為には 死ななければ 別な人格になれないのだと
思っていたりするのかも・・
物事の判断基準が 0か100か その2つしか持たない場合
かなり 極端で偏った 考え方をしてしまう事が 多々あるのだ。
確かに
「生まれ変わり」と言う言葉が有るように ひとつの人生を終わらせる事で
新たな 人間として また 別な人生を歩む事が出来るという
考え方も存在するけれど。
幼稚園の頃も
遡ると ぱる太の 「女の子になりたい」願望は 幼稚園頃から
チラホラ見え隠れしていたかも知れない。
お弁当に 持って行く ふりかけも プリキュアとかを選んでいたり
女の子達が 手首にはめている シュシュを欲しがったりもしたけれど
このぐらいの 年齢は スカートはくのを 嫌がったりする女の子も居るように
性別 関係なく 色々と興味を持ち 自分の関心がより強いモノを選ぶ
傾向も 少なくなかったりする。
ぱる太も プリキュアだけが好きなのでは無く
周りの男の子達と 同じく 仮面ライダーも好きだったし
腰に巻くベルトなんかも シリーズが変わるごとに 欲しがり
単に 男の子のモノと女の子のモノ その両方に ぱる太の
好きなモノが存在しているだけで
あまり気にしなくても 大丈夫かな?と思って居ました。
本当の気持ちは??
小学校に 入って しばらく女の子になりたい願望はなくなった??と 思われた。
その願望が 復活し出したのは ちょうど 1年くらい前 4年生の頃だった。
あいかわらず プリキュアは好きな様で テレビでやっていると見ていたり
スマホゲームの美少女キャラにハマりだし
マックのハッピーセットでも たまに 女の子のおまけを選んだり
髪の毛も 短く切るのを嫌がるように なった。
実際に 「女の子になりたい」とも たまに 口にしていた。
年明けに受診したクリニックで その事を相談してみたけれど
様子を見るようにとのことで 明確な対応は 何も無かった。
もしも 我が子が
漠然と 女の子になりたい理由って何なのだろう・・??
「女子は 先生にあまり怒られないから良いよな」
少し前 宿題の事で担任の先生から注意を受ける事が増えた時期 そんなこと ボヤいてたけど
そういう意味での事なのか? それとも もっともっと 深い意味で
女の子の姿になりたいからなのか??
ぱる太に そのまま尋ねてみた すると・・
「少し有るよ」
女の子そのもに なりたい気持ちが 少し有ると言う意味らしかった。
そっか なんか 私も何となく 仕えて居たモノが すとんと お腹に落ちる感じがして
ぱる太に こんな風に 話してみた。
『女の子になりたいなら 別に自殺なんか しなくても 方法は有るよ』
『少し お金と時間がかかるけど 女の子になれる方法は 有るよ』
性同一性障害かどうかは まだ分からないけど
受診をし 診断がつけば 法的に手続きだって出来る
自殺するより そっちのが 簡単なのだと そんなふうに 話したのだった。
おしまいに・・
私は 水商売もやっていたので いわゆるオネエの人達のお店に 同業のお付き合いで
行く事もありました。そこで 働く人達の中には 「ビジネスオネエ」と言われる
仕事で女性のフリをしてるだけの人もたまに居ましたが
自分のなりたい姿と 実際の性別の違いから 普通の社会で活躍するのが難しくて
その世界に行き着いたと言う人の方が きっと多かったと思います。
オネエの人も居たし いわゆる元は女性で見た目が男性の オナベの人も居ました。
そう言う人達と お会いする機会は 一般の人達より多かったせいもあり
私的には ぱる太が 「女の子になりたい」と言った事について
本当に ああ、そうなんだぐらいにしか 思わなかったんです。
自殺を考えるほど 周囲に打ち明けられないで 悩むより 全然良いです。
まだ 成長段階で 思春期にさしかかる所 色々 迷走してしまいがちな
時期なのかも知れない。
ぱる太の 本心をいつでも 吐き出せる そんな 母でありたいけど
なれるかな・・
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