経済的なDVだった。。

～家族構成～

夫：通称　便所コオロギ(略称ベンコロ　高確率で発達障害）

長女：（元夫との娘２３歳社会人）

長男：ぱる太（夫由来の発達障害を持つ。小学５年生）

次女：（小学１年生）

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Twitterでもつぶやいたのだけど　ベンコロについて語ると周りに必ず言われるのが

「付き合ってるときに（発達障害を）気付かなかったの？」

「なんで　結婚なんかしたの？？」と、言われる。これ、けっこうキツイ。

私の場合　一緒に暮らし始めて　あまりにマイペースすぎるベンコロの行動に悩まされていたものの

長女を連れての再婚だった事もあり　ベンコロに対して　すごく遠慮をしていたせいか　ベンコロのマイペースと言う名の自己中な振る舞いに対して　自分の思いをぶつけることが出来ずにいた。

しばらくして　ぱる太が生まれ　これまで以上に　育児や家事に全く協力しない　ベンコロに対しての不満を抱えるようになった。

第一に　給料や　お金の管理は一切させてくれなかった。

何週間に１度　２，３万程度　手渡され　そこから毎日の食費や　ぱる太のオムツとかも買うような生活で　当時　中学生だった　長女は毎日お弁当も持たせなきゃならなかったし　部活の遠征で交通費や何やらで　１０００円、２０００円要ると言われたら　たった２，３万のお金など　すぐに消えてしまう。

でも、ベンコロに　「足りない」とか　そう言う事が　なかなか言えなかった。

ぱる太の妊娠を機に　仕事を辞めたのもあり　そこに対しても　遠慮があったんだと思う。

でも　現実　食べたいものも食べれず　下着も妊娠中から使っていた　ヨレヨレの妊婦用の物を身につけ　それでも　最低限　必要な物にも困る生活だった。

だが　決して　お金が無かった訳では無いのだ。ベンコロは　弁当なんかカッコ悪いと　毎日昼は外で好きな物を食べていたし、仕事帰りに飲みにも行っていた。

服もスーツも独身の頃から買っている　そこそこ値段も高めな店で買っていた。

加えて　休みの日は　好きなだけ眠り　その横で

授乳中の私は　自由に出かけるどころか　体を休める時間も無かった。

そもそも　ベンコロには子育てという概念もなく、日常生活や家族の身の回りの事にどれだけお金がかかるかも知らないし　知る必要性すら感じてなかったようだ。

２，３万と言う金額設定自体　どんな内訳で手渡してたつもりだったのか？？

当然　私ひとりに好きに使って良いと言う　お金では無かったのだけは確かだろう。

当時　私とベンコロの大人２人、食べ盛りの中学生、ぱる太は完全母乳でミルク代も要らないし　まだ食費もかからないとは言え　そこに　オムツや洗剤などの日用品もかかるのだから　到底　賄いようが無かった。

さすがにしんどくなった　ある日　ベンコロに　家計を管理させて欲しいと相談を持ちかけたが　体よく断られた。　ずいぶん後に知ったのだが　私や子供達に　そんな生活を強いておきながら

じぶんはロレックスを何の躊躇もなく購入していたり　あくまで　自分が稼いだお金は自分の物なのだ。　確かに　ベンコロが働いて得たお金には間違いない、だけれど　結婚をし、子供が２人も居る状況におかれても　まだ　そんな理屈が通用するのか？？

その上　ベンコロはかなり　見栄っ張りで　外では仲間に奢ったり　大して親しくもない人の結婚式にも出席していた。

自分の妻がボロボロの下着をつけて　毎日同じ服と同じ食べ物で生活しているというのに　何故なんだ？と、訪ねたら

「人としてさもしいじゃないか　お祝い事だし」と、何ら　悪びれること無く答えた。

人として？？　さもしい？？　意味が分からなかった。

念のため　「さもしい」の意味を調べてみると

品性が下劣なさま。心根が卑しい。意地汚い。「―・い行為」「―・い根性」
見苦しい・みすぼらしい https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%81%95%E3%82%82%E3%81%97%E3%81%84/　＜goo国語辞書引用＞

　と、言う意味との事らしい・・・

このあたりから　ベンコロの思想というか　物事の捉え方が　単なる性格の歪みによる物だけとは

だんだんと　思えなくなってきた。

目に見える暴力とは異なるものの　経済的なDVだったのだと　今になって　ようやく気が付いたのだ。

何故　そんな扱いを受けなければならないのか？？

自分は仕事も辞めて　前の夫との娘まで養って貰ってて　何の能力も無い　ダメな人間なのだから仕方が無いのだと　自分に全ての原因があると思い込んでいたのだ。

これは　暴力によるDVを経験されてる方々も　同じようにお話しなさってるのを　耳にしたことがあるかもしれない。

絶対的に弱い立場の人間を　逆らえないような理由で　心理的に　肉体的に追い詰めて

お金や　時間の自由も　そこから逃げようと思う気力も体力も奪うことで　相手を支配するのは

どのDVにも　共通して言える事なのだと思うのだ。

そんな状況に　自分が置かれていたことに　あの時は　気付くことが　なかなか出来なかった。。