相変わらず 何の気力もないまま ひたすら 日々を送っていた。
ネットを検索してネガティブな内容を見つけては 鬱々とした気持ちが更に自分を息苦しくさせていた。
ぱる太は あの保健センターに行く前も行った後も どこも変わらない。
毎日を黒く塗りつぶし、暗い顔ばかりの私が差し出す物を
「おいしい」と、ニコニコしながら食べ 大好きなトーマスの録画を繰り返し見て 汗で髪の毛を
びしょびしょにしながら眠る・・・その姿が どうして恐ろしいなんて感じたのか?
そもそも 自分自身が作り出している絶望に 誰に言われた訳でもなく 身を置くことを選んでいるのも自分なのだ。
こんなに可愛くて こんなにいつも笑顔で
それなのに
叩いたり 傷つく言葉をあびせたり
あんなに ひどい事をした私なのに ぱる太は私を見捨てないで居てくれてる・・・
ぱる太の寝顔を見て声を上げて泣いた。
ぱる太を受け入れ切れていない自分の情けなさと罪悪感とで
もう どうしょうもなかった。
こんな 真っ暗な自分がぱる太に光をあててやれる事なんて出来るのかな・・・?
拭いても拭いても 涙が止まらなかった。
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