発達障害の夫ベンコロ~他責の人生~

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~家族構成~

夫:通称 便所コオロギ

(略称ベンコロ・昆虫 高確率で発達障害)

長女:

(元夫との娘25歳社会人・一昨年8月からひとり暮らしスタート)

長男:ぱる太

(夫由来の発達障害を持つ。診断済み・中1)

次女:

(小学3年生)

消費される日々

夏休み 真っ只中

今年も あちこち 私が単独で

子供達を 連れて 出ている

我が家は

帰省も無いので 習い事も

休会せず 入れている

子供達が 習い事に行ってる間の

ほんの 小一時間が 唯一の

「ひとり時間」

そうは言っても 実際は

大急ぎで 買い物したり

銀行などの 用事を

済ませているうち

あっという間に 迎えの時間だ

長男ぱる太は 学習支援機関に

月2回 通っているけれど

中学ともなれば 流石に それだけでは 

授業に ついて行けない

なので 私がつきっきりで

毎日 勉強を 見ている

苦手な数学と 他4教科

どれかひとつを

組み合わせ 1日2教科

ギリギリ集中が続く

90分以内で 設定している

更に 小学生の次女の

勉強も 見ていると

それだけで もう

スグに お昼になってしまう

ご飯や 家の片付け

それらで 1日の大半を

消費するだけの 毎日

その横で ベンコロは 相変わらず

これまで通り

好きな時間に 寝起きし

自由に 出掛け

時間 関係無く 好きに帰宅・・

一体 どんな神経で フツーに

この家に 帰って来れるのか??

結局 どれだけ 道徳的に

こちらが 行動したところで

何ひとつ 変らない

変る必要など無いと 思っている

そんな ベンコロに

常に 心身を圧迫され続けていた

既に忘れ去られた事実

「アイツさぁ・・ まだ 居たよ 寝てる」

1階の洗面所に 歯磨きに行き

2階のリビングに戻った 次女が

落ち着かない様子で

私に 言う

あの 騒動があってから

ベンコロが 在宅中は

1階に ひとりで

行くのを 極端に 嫌がるようになり

ゴミ捨てにまで

くっついて来るようになった

「アイツ」

次女の中で 既に

父親にあたる人物など

存在しない・・

そんなヤツを どうして この家に入れ

全てを 飲み込み

生活しているのだろう・・??

あの日から それまで以上の

葛藤を抱え 生活を維持し

踏み留まり続けている

つい最近も 風呂やトイレの使い方が

あまりにも ヒドイ事を

注意したところ

突然 「なんだよッ!!」

また 大声を出し スゴんでこようとした・・

接触を図る前

ちょうど ぱる太が近くに

居たのだけど

2階に行くよう 促しておいて

正解だった

呆れ返り

「何がしたいの??また騒ぐの??

そんなことしたら 今度こそ 警察 呼ぶから」

表情変えず 低い声で そう言うと

ベンコロは 押し黙った

黙っただけで あの日の事も

それまでの日々に 対する 謝罪も

一切 無い

そもそも ベンコロの中では

自分こそが 被害者

そう 勝手に

立場がすり替わっているのだった

耳の不調

毎日の様に メールで

「もう 出て行って貰いたい」

「帰って来なくていいから」

そう 伝えている・・

にも関わらず

出て行く事も 無ければ

自分の行動や考えを

改めもしない

でも 私が 子供達を置いて

出て行かれるのは 困る・・

(本当は私が子供達を 連れて出て行くのを 望んでいる)

あまりにも 身勝手過ぎる

そんな ベンコロとの

生活の影響は

私の 最も大切な 事柄にまで 及んだ

少し前から 耳鳴りがしたり

聞こえが おかしく(悪く)

感じるようになり

病院で 検査を受けた

数ヶ月前にも 聴力が気になり

検査を受けたのだけど

その時も 今回も

検査の 数値的には 問題が無い

ストレス性の 一時的なものかも

少し様子を 見ましょう・・と

言われたのだった

耳の機能そのものに 異常が無かったのは

少し ホッとした

日常生活に おいて

耳の不調 それ自体も

ストレスだ

特に 私は ピアノを弾く時

通常以上に 聴力に頼っている

水道から流れる水の音も

こもったように

変な響き方に 聞える・・

このまま 何も

聞えなくなるのでは無いか・・??

そんな不安が 更なる ストレスを呼び

耐えきれないほど 苦痛だ

身動き取れないまま

いたずらに 時間だけが過ぎて行く・・

私の人生と 子供達の人生

それらを 踏み台にしても

ベンコロは 自分の障害や

これまで 甘やかされ

高下駄を 履かされて来た

自分を 受け入れないまま

この家を手放さず

何ごとも無かった・・

そう 家族に受け入れさせ

生活し続ける事の方が

何より 重要なのだった

発達障害と向き合う

発達障害 当事者であっても

それを 自認している人と

ベンコロのように

一切 受け入れる事無く

周囲からの指摘を

単なる 自分への攻撃

捉えている人とで

社会生活や 人生そのものにおける

影響は かなり差があると思う

長男 ぱる太に

明確に 「アナタは 自閉症スペクトラムと ADHDと 学習障害がある」

そのように 現段階で

告知はしていない・・

してはいないが ぱる太が

2歳の頃から ずっと

私は そう言う 我が子と向き合い

ぱる太本人が 感じているであろう

周りとの違いや

得意な事 苦手な事

それらを ぱる太と

共有し続けて来ている・・

いずれ ぱる太に

きちんと 障害と向き合って貰う為にも

正式に 診断名を

伝える必要があると 考えている

ぱる太は 中学生であっても

まだ かなり精神的に幼い

良く言えば

優しく 素直で

とても 純粋なのだ

だから 急速に 成長を遂げている

周囲に 傷付けられることも

少なく無い

その度に

「自分はダメなんだ」

そんなふうに 思っていたりする・・

勉強を含む 身の回りの事を

同世代の周りの子や 兄妹と比べられ

「努力が 足りない」

「ちゃんと 勉強しろ」

ベンコロは こんなふうに

育ったのだろう・・

両親は 何も自分で

考え 行動しようとしない

ベンコロに 常に選択肢を

与え続けた

与えても 結局 親がそれらの中から

答えを選び

ベンコロはそれに従って

生きて来ている

自分が考え 選んだ結果

失敗すると言う 経験を

して来ていない人間は

いつでも それらを 他責に出来る

だから 今現在 自分の行動が

間違いであっても

それが 自分の責任だと

認識できない

責任の取り方など

誰も 教えてくれない

経験からしか 学べないことだからだ

私は ぱる太の母親であり

ベンコロの 保護者では無い

やるせない 思いが

高波のように 押し寄せる・・

今日も ここまで お読み頂きまして ありがとうございました。。


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