~家族構成~
夫:通称 便所コオロギ
(略称ベンコロ・昆虫 高確率で発達障害)
長女:
(元夫との娘25歳社会人・一昨年8月からひとり暮らしスタート)
長男:ぱる太
(夫由来の発達障害を持つ。診断済み・中1)
次女:
(小学3年生)
全て終わったこと
ゴールデンウイーク・・・
ベンコロは 平年通り
本当に何もせず 何処にも行かず
1日の大半を 寝てるか
ベッドに転がり
ただ ひたすら スマホを眺め
連休を 消化していた
5日は ぱる太のバースデーだった
外食したり 買い物行ったり
私が 子供達を連れて 出たものの
あの DV確定の暴走直後
ポケモンセンターに
子供達を 連れて行こうとしただけで
自発的に 何か特別なことを
しようとするはずも無く
騒動を 勝手に水に流し
子供達の気持ちなど
全く 何も考えず
毎日 フツーに
これまで通り 暮らしている
そう言えば
連休中 1度だけ
ぱる太のみ 連れ 出掛けたけれど
例の あの 場所・・
固定のショッピングモールに
いそいそと 出掛け
完全に平常運転に 戻っていた
あの騒動の 火消しのために
日頃 まず 行く事の無い
ポケモンセンターを
持ち出して来たのだろうとは
分かっていつつも
ベンコロが 自発的に
動く時というのは
自分にとって 不都合な状況から
逃れたい時だけ
私にとって
連休中は それを
あらためて 実感したに過ぎない
ただの ムダに長い休みだった
人間として大人として
以前も 書いたのだけど
そもそも 出掛ける場所を
いつもと違う場所に 変更すれば
火消しが出来ると
本気で思っているあたりが
ベンコロの 救いようの無さを
イヤと言うほど 現わしていた・・
言葉が話せるハズの 大人の人間
そう、、、口がきけるだけで
相手の話す言葉など
全く理解しない
その為 相手が
今 どんな気持ちで 自分の
目の前にいるのかが
分からない・・
分からなくても
自分が困っていなければ
相手が どんな状況であったとしても
ベンコロにとって
それは 他人事でしか無いのだった
見た目は大人で
同じ言語を話す
人間同士のハズなのに
何を伝えても
一方通行の状況が
十数年も 続いている・・
正体不明の感覚
最近 ふと・・なんの前触れも無く
ただ 漠然と
生きているのが面倒に
感じる 瞬間がある・・
悲しい ツラい
そう言った クリアな感情とは
全く 異なる感覚で
もっと 霧のような白いモヤに似た
エフェクトがかった音みたく
自分でも
捉えようのない 感情・・
それは ふわっと
急に やって来る
家事をしている時
外を 歩いている時
色々な場面で
その 感情は
急に やって来るのだけれど
大抵 日中 子供達が
学校に行き ひとりで過ごしている時
その なんとも言えない
感覚に 見舞われる
自ら この世を去った人を
取り上げた ニュースの中で
取材に対し 周囲の人達が
「全然 そんな様子は見られなかった」
「昨日まで 普通だった」
最近 それは 本当に
その通りなのだろうな・・と
思ったりする
自分の中にある 違和感の正体が
分からないまま
本来 その場所に
何を大切に しまって置いたのかも
忘れてしまうほど
心のスペースが
ふわっと モヤとエフェクトで
覆われ
気を抜けば 自分ごと
全て それらに 浸食されるような
そんな 気持ちになる
いや 浸食されても
もう それで 良いような・・
それに 逆らうことが
もう 面倒だと
そんなこと
考えている自分が
たまに 恐ろしく思えたり
それも 自分の一部なのだと
慌てて 肯定しようとしていたり・・
よく 必死に何かを頑張る時に
「シヌ気で 頑張る」と
普通に 言ったりするけれど
常に 自分の人生は
その 「アクセル ベタ踏み」状態が
ずっと 長く長く
続いているのだった
生き抜くためのエネルギー
ベンコロとの この不毛な
13年の 結婚生活以上に
私は ツラい子供時代を
過ごして来た
ベンコロと出会う前だって
既に 自分は
苦しい人生を
とっくに 歩んで来ている
何も それは
今に 始まったことでもない
幾らでも ツラくて
苦しい思いは これまでとて
味わって来ているのだ
あんな 子供時代のような生活に
絶対に 戻りたく無い
そんな 負の感情こそが
自分の生きる 原動力となっていた
その感情を
もっと ポジティブなモノに
変換してみたら良い なんて
特に 悪びれること無く言う人が
一定数 存在する
私の中でそれは
本当の意味で 生き抜くってことを
知らない人間が言う
セリフだと 思ったりする
怒りの感情は とても
強いエネルギーを放つ
自分を 奮い立たせ 前進させる
それを 暗にネガティブと
決めつけ
無理矢理 ポジティブに
変換などしたら
たちまち
今の自分は 突然やって来る
あの ふわっとした モヤの中へ
引き込まれてしまうだろう
今まで 誰かを許し
心に隙が生まれると
必ず 自分は無闇に裏切られたり
傷付いたりして来た
この 負の感情を
捨て去る事が
例え どんなに正しくても
今の 自分から
その 感情を捨てたら
ベンコロとの この生活よりも先に
自分自身が
終わるだろうと 思う
今日も ここまで お読み頂きまして ありがとうございました。。
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