ゆり太です。。
前回の 更新から
1ヶ月以上も 経っていたらしく
やや 自分でも
勝手に 驚いております
今日も 懲りずに
書きたいこと 好きなように
書いていきますので
どうか最後まで お付き合い下さいな。。
無気力の原因
左手の火傷も すっかり回復
治療の甲斐あり
傷跡も残らず 元通り
綺麗に 治った
痛みが無ければ 手を動かしても
良いとの事で
ずっと ピアノにも向かっていた
この ブログも 開き
記事を 書くものの
どれも 最後まで
まとめ上げられないまま
幾つも ゴミ箱行きにしてみたり
イマイチ 書く事にも
また ピアノを 弾く事も
集中出来ずに居た
やがて それらが 毎日
少しずつ 楽しいと
思えなくなっている自分に
気付いたのだ
これまで どんな時も
この ブログと ピアノは
自由に楽しく
やって来ていたハズなのに
私は 一体 どうしたのだろう・・??
そんな 自分自身に
ショックを 受けてみたり
火傷のせいで
不自由な生活をしていたことや
ぱる太の事で
ちょっと 忙しかったり
だいぶ 疲れを
ため込んでいたのかもしれない・・
タバコを吸う人が よく
病気になると タバコが不味いと感じたり
お酒が好きな人も
急に 飲まなくなったり
そんな感じと 似てる?? のかな・・??
ブログは お休みしても
また こうして いつでも
気まぐれに 再開できるけれど
ピアノは 何もしないでいると
本当に指が 動かなくなる
だから ひたすら 学生時代の
教本を 毎日 ただ 黙々と
弾いていた・・
しばらく そんな日々を
送っているうちに
こんな風に 無気力的に
なっている 原因と
少し 冷静に 向き合ってみたり
自分が 心から 安らげる時間は
1日のうち 一体どれくらい
あるのだろう・・??
疲れが 取れるだけの睡眠も
もう 随分長いこと
摂れていない
こんなに 疲れ果てるまで
自分自身 気付かないまま
好きな事に 没頭し続けていた・・
そう言う 受け取り方も
出来なくも無いけど
今の 自分は
何もかも イヤになるほど
ヘトヘトに 疲れ切っていた
それを 受け入れないまま
きっと 今日まで
走り続けていた気がする・・
癌になった 友人
市内を転々と しつつも
なんだかんだ
ずっと 横浜で 人生を送っている・・
今でも 高校時代の仲間とは
グループLINEで 繋がっており
コロナ前までは 年に1,2度
集まったりもしていた
その中のひとり
「べーやん」(男)が
つい先日 こんな メッセージを
グループLINEに入れて来た・・
「直腸癌になり 肝臓にも転移している」
あまりにも 衝撃的過ぎる内容に
メッセージを 確認してからも
どう返したら良いのか 分からずに
数時間 何も返信出来ずにいた
そうしていると
ちらほら 他の仲間たちが
返信を入れ始め
私は みんなが どんな風に
返信しているのか
しばらく 眺めていた
ものスゴク 慎重に言葉を選んで
返している人もいたし
自分の身内や 職場の人の
闘病の様子を延々
入れてくる人
「必ず 絶対 元気になって」と
励ましに 徹する人
ここに来て ギャグに変換し
無理矢理 前向きに
持って行こうとする人
様々だった
そんな中 私が 数時間 悩み
やっと 絞り出せた 言葉は
「べーやん 連絡 待ってるね」
それだけだった
そう 返すのが やっとだったのだ
べーやんは 今月
ストーマ(人工肛門)を取り付ける為の
手術を受け 年明け
抗がん剤治療に入るらしく
その 抗がん剤の治療に入る前に
「みんなに会いたい」とのこと
ストーマの手術とは異なるが
数年前 私は 口腔外科で
全身麻酔による手術は 受けた事がある
本当は 3日入院だったのだけれど
手術が終わり 病室に運ばれた所に
次女がやって来て
大泣きしながら帰って行った
そんな様子を見た ドクターが
退院を 1日早めてくれ
強引に 退院したのだけれど
家に 戻ってからも
麻酔の副作用で 呼吸が乱れたり
心臓が バクバクしたり
熱が下がらなかったり
普通の生活に 戻れるまで
しばらく かかった
だから べーやんが 術後に
本当に 会える状態なのか??
私は そこが とても
気がかりだったのだ・・
変化を遂げた 友人べーやん
高校卒業後 べーやんは
薬科大に進学し 薬剤師となり
自分で 調剤薬局を経営していた
高校時代 そこまで目立った感じでは
無かった べーやん
当時 クラスの中心的だった男子達と
卒業後は 立場が逆転した
↑世間で よく聞く
同窓会 クラス会あるある・・
薬剤師としても 経営者としても
盤石な人生を歩む べーやんは
2次会とかの 会計を全部
持ってくれたり
べーやん お気に入りのキャバクラに
連れて行って貰ってる 男子もいた
都内に 部屋を借り
若い娘(コ)ちゃんとの
別宅暮らしの話を 私にも
聞かせててくれる その横顔は
高校時代の あの べーやんから
明らかに 別人となっていた
もう 20年近く前・・
私が まだ ベンコロとも出会っていない
夜職 始めて
1年くらい経った あたりの頃・・
その時は ごく少ない
5、6人で集まった事があった
あの時 べーやんは
めちゃくちゃ 落ち込んでいた
初めての お子さんが
生まれたばかりなのに
一体 どうしたのだろう・・??
不思議に 思った
悲痛な表情を浮かべる べーやんから
お子さんが
ダウン症であると聞かされた・・
その時も 私は 一体
どんな言葉を かけたら良いのか
分からなかった
「だから 家に帰りたくない」
そう言う べーやんと
みんなで 朝まで 一緒にいた
内心 生まれたばかりの赤ちゃんと
家に残された 奥さんが
気の毒に 思えたけれど
目の前の 落ち込むべーやんに
「家に戻った方が良いよ」など
誰も 言えなかったのだ
べーやんが どんどん
変わって行ったのは
おそらく この後くらい??から??
そんな 気がする・・
冷めて行く気持ち
そんな 昔のことを ふと
思い出しつつ
次々に グループLINEに入る
メッセージを ただただ
眺めていた
べーやんが 抗がん剤の治療の前に
みんなと 会っておきたい気持ちは
もちろん 分かるけど
今月 ストーマの手術を
無事 終えて
あくまで べーやんの体調が
良いならと 言うのが前提であり
個人的に 私は
術後に べーやんが
会えそうなら 連絡してくれたら
イイよね??くらいの
スタンスだった
なのだけど・・
ある人が
「じゃあ 日にち 決めようよ」
「12月だと 早くしないと 店 おさえられなくなるし」
これを 見て
私の中で ずっと 感じてた
違和感みたいなモノの正体が
鮮明に 浮かび上がって来た気がする
以前 過去記事にも 書いたのだけど
この グループLINEは
そもそも 当初のメンバーだけでは
無くなりつつあり
単に 同じ高校に通っていた人と言うだけで
ある時期から さほど
親しくも無い人まで
友達追加され続けていた
だから いざ 集まりに行っても
「え??この人誰だっけ??」って
なることが ここ数年
しばしば あった
その為 変に緊張してみたり
卒業後 しばらく集まっていた
あの頃からの 何の 他愛も無い
ただただ 無邪気に
楽しかった あの集まりでは
最早 無くなっていた
そこに コロナで
もう数年 集まり自体が
凍結されていたのもあり
おそらく 今回
この べーやんの事が無ければ
無音状態のまま
この グループLINEも
放置になっていたハズ・・
私の中で この コミュニティの
存在が既に 過去とは別のモノに
なっていた
正直(言葉にするのも 恐いけど・・)
べーやんの状況は
良いとは 言えないのだ
そんな人に 軽々しく
「絶対 元気になって」とか
ましてや ギャグに 持って行ったり
そんな 無理に前向きに
させるようなこと
フツー 言えるのか・・??
術後の経過 無視して
こっちから 日にちと場所決めようとか
そんなの 有り得なくない・・??
ストーマ付けてる べーやんが
トイレとか
困らない 場所でとか
どうせ 考えてないんだろうな・・
そんなふうに 私の中で どんどん
前々から 感じていた
嫌悪感に近い 違和感が
膨らんで行った
「俺のことは 全然気にしなくて 良いからさ」
べーやんの その言葉を
真に受けて
良いはずないだろう・・??
冷え切った 鉄の塊のように
無表情になる 自分の目には
そのうち 一部の女子で
全く 違う話題で
わちゃわちゃ 盛り上がりだす
内容が 散らばり始めた
そこから 私は通知をオフにした
その後 数百件にも膨れ上がる
トークなど とても 見る気などせず
誰かが 作成した 出欠管理の
ツールにも
入力すらしなかった
アップデート出来ない大人達
ある 芸人さんが
「同窓会に 頻繁に 参加する人は
学生時代の 楽しさのピークを
更新 出来ていない人たち」
こんなふうに 話しているのを目にした
一見 ちょっと
イヤな言い方とも 取れるけど
私も 自由で 毎日 気楽だった
「あの頃の 自分」に
縛られて いたのかも知れない
本当に 仲良しな人とは
何も グループLINEでなくても
今でも フツーに 連絡を取り合うし
たまに 会ったりもする
あまり 知らない人が
集まりに 参加して来た時
初めこそ 新たな繋がりと
思ったりもしていたが
だんだんと
そこに 疲れを感じ
行くのが 億劫になった
今回 べーやんが
どんな気持ちでいるかは
本人にしか 分からない
私は べーやんが 楽しいなら別に
何でも 構わない
一方で 口先では
「元気になって」とか
「手術成功 祈ってる」とか
言っておきながら
一体 べーやんを
本気で心配している人は
どれだけいるのか??
ただ 集まりたい 騒ぎたいだけの人たち
私には そんなふうに見える
もちろん 全員が全員
そんなでは無い
「日にちと場所 早く決めよう」的な
流れが 出て来だした時
私と同じく
トークに 関わらなくなった人もいる
もし べーやんが 術後の経過が
あまり良くなかった場合
既に 日時や場所が
設定されていたら
断るのが 悪くて
無理をしてしまうかも知れない・・
仮に べーやんが欠席なのに
計画通り 飲み会が行われ
病気で行けない 自身の状況を
べーやんは どう 感じるのかを
考えもしない もう 50歳にもなる
イイ大人たちは
確かに
アップデート(更新)しているとは
言えないのかもな・・
今の自分に この コミュニティの
重要度は それ程
高くは無いのだろう・・
ここを 離れたら
楽しかった 自分の過去の思い出までも
一気に リセットされてしまうのか??
そんな 不安のような気持ちに
一瞬 駆られたりもするけど
それは 単に
自由で 好き勝手やっていた頃の
自分の姿に
執着しているに 過ぎない
今 この ツラい現実から
どうしても
逃れられない自分が
勝手に 作り出している
キラキラした 過去の自分など
今さら追いかけて
どうする・・??
グループLINEの通知が
増えるごとに それと反比例し
私の あの頃に対する
気持ちは しぼんで行った
多分 私は こうやって
これまでも 孤独を
選んで来たんだろうな・・
面倒臭さを 感じる関係性を
堪える事など 自分には
向いていないのだから・・
仲良しごっこの飲み会は
もう 行かないだろうけど
べーやんには
どこかの タイミングで
会いに行こうと思う
今日も ここまで お読み頂きまして ありがとうございました。。
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