ある動画をみて 急にこのテーマについて
書いてみたいと 思った ゆり太です。。
『特別養子縁組』
この 言葉を聞いただけで 大体の人は
養子になるお子さんは もちろん
その お子さんを取り巻く背景に
様々な事情が存在する事は
容易に 想像出来るかも知れません。
※私は専門家では無いので この養子縁組の仕組みや
実態などについて この場で詳しく説明する事は
控えさせて頂きます。あくまで私が 感じた事として お読み頂けると嬉しいです。
(終わりに 動画リンクを貼っておきますので ご興味ある方は 是非そちらをご覧下さい。)
『特別養子縁組』 我が家の場合
昨日 YouTubeを開くと ニュース番組がライブ配信されていました。
夏休み中の我が家・・リビングにあるテレビは 1日中 占領され
私がニュースを見る 隙などありません。
なので 何の気なしに その動画を見始めると・・
『特別養子縁組』で お子さんを迎えたご家庭と
反対に お子さんを 養子に出した お母さん、
更にご自身が 乳児院から 養親の元で育ったという
大学生の男性など 様々な立場から
このテーマについて 切り込んでおり
私も 知らぬ間に見入っていました。
実は 私も元夫との間に生まれた長女を
現在の 夫との戸籍に入れるときに
この 『特別養子縁組』を行いました。
これは 単純に 離婚後 私が親権を持ち
元夫から養育費など一切の 経済的支援を受けていなかったのと
この手続きを行わなかった場合
戸籍謄本に 『養女』と記されると
役所の方から説明があったのです。
長女はその時 小学5年生になっており
実父の存在も含め これまでの自分の生い立ちも
自身で理解をしているし
成人して戸籍謄本を取り出した際
自分の出生を知る・・と 言ったパターンとは
異なるので 少し 迷いました。
長女にとっての 父親は どのような事情があったとしても
元夫である事は 変わりません。
成人した現在でも 長女本人の
考えは そのままのようで
この『特別養子縁組』を行う事で 実際に
父親は 現在の夫 と言う事になり
法の 扱いとして
「元夫は 父親では無くなる」と 言うことになるのです。
なので 戸籍謄本にも
「養女」ではなく「長女」と記されるという仕組みなのだとか。
当時 私は現在の夫との子供 長男ぱる太が お腹にいました・・
おそらく お腹に ぱる太がいなければ
「特別養子縁組』の制度を 使わなかったと思います。
(後に 次女も生まれます)
これから 生まれてくる 弟妹が
将来 長女だけが 「養女」となっているのを
見た時・・上手く ここに言葉として 現わしづらいのですが
長女にも 下の子供達にも
「きょうだい」の間に 特別な距離感のような物を
感じさせてしまう気がしたのです。
戸籍謄本に 実子として「長女」となっていますが
いづれ 長女の気持ちを確認した上で
下の子供達にも説明をすべきなのか??とも
考えたりもします。
もちろん 長女が望まないのであれば この限りではありません。
様々な事情と その環境
初めにお伝えしたとおり 動画は様々な 事情を抱えた
色々な 「家族のかたち」を 映し出していました。
養子を迎え入れた ご夫婦には その選択をするにあたり
多くの時間 悩まれたのかも知れません。
また反対に 我が子を 手放す選択をしたお母さんにも
自分の手で育てる事を 諦める決断をするまでに
どれ程に 苦しんだのか・・
この決断をしたお母さんを
「無責任」だとか「育てられないなら生むな」だとか
責め立てるのは 簡単なのです。
実際に 様々な制度や 祖父母の協力を得て
シングルマザーとなっても
お子さんを育てている人も少なくはありませんが
誰かを頼る事からも 見放され
取りこぼされてしまっている
孤独な お母さんと赤ちゃんにとって
この 『特別養子縁組』が
与えられた 選択肢のひとつだとするなら
それは この先 お子さんにとって
安全で安心な環境を見つけてあげる事に
繋がるのではないのか?と
私は 感じました。
未来への課題
現在では 「真実告知」と言う取り組みが 注目されています。
これは 養親と養子の間で 「生みの親」の存在を
迎え入れた段階から
徐々に 養子である我が子に 伝えていく事で
自然と 自分のアイデンティティーを 肯定的に受け入れながら
成長が出来ることを 目的としているのだと思います。
ただ ここには 成長した養子である我が子が
「生みの親に会いたい」と 将来的に希望した時
その 気持ちをどのように 受け止めるべきなのか??
また そう 思うのは どうしてなのか??
養親にとっての そうした課題は
お子さんが 大きく成長した後も 形を変え
時に 苦悩する場面も 訪れるかも知れません。
ご夫婦が決断した 『特別養子縁組』によって
ひとりのお子さんの人生に 希望を与え
事情を抱え
お子さんを託した お母さんにとっても
大きな救いであったと
願わずにはいられません。
今日の まとめ
いつも 不真面目な私ですが
この 動画の終わりのほうで 実際に『特別養子縁組』で
お子さんを迎え入れた お母さんが
「生まれる 場所を選べない」と おしゃってるのを聞き
このテーマについて 書こう!!と思いました。
先日 7月11日の 自分の誕生日の記事の最後に
私も同じ言葉を 書きました。
私自身 実の両親と 暮らしていたとは言え
なかなかハードな 子供時代を過ごし
明らかに 周りの友達が育つ お家と自分の家とでは
両親の考え方 そのものが ズレていました。
とても ツラい子供時代を過ごし
大人になった 今でも そのツラい経験で
苦しくなる時もあります。
子供って 親から 大切にされ
愛される為に生まれて来るのではないのか?
生まれる 場所が選べない 子供達は
どこのどのプロセスで その運命に振り分けられるのか??
今でも そこは ナゾのままなのです・・
今日も ここまで お読み頂きまして ありがとうございました。。
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