なんだか 今日はいつもより 攻めたテーマで ドキドキしています笑
タイトルのどこか一文字 伏せ字にしょうか迷いましたが
そんなことしたところで 何処の何についてか バレバレなので
このまま 行きます!!
どうか最後まで お付き合い下さいな。。
まだ ハタチになりたての頃 高校時代から付き合っていた彼氏と その友人Aと(男)よく遊びに出かけていた。
Aとは 別の高校だったが 当時組んでいたバンドを通して仲良くなった。
ある日 彼氏の家に行くと Aが来ていて 複数の鍋を並べ 彼氏と彼ママに
なにやら説明をしていた。
Aに促され 私も テーブルを囲み 鍋で作った シチューや チーズケーキなど
レシピを聞きながら 試食を勧められたのだった。
Aが作ったシチューは とてもおいしかったし 鍋でチーズケーキを作れるなんて ビックリだった。
汚れた鍋を いそいそとキッチンに運ぶと Aは洗剤を取り出して 彼ママに説明をしだした。
専用容器の目盛りで用途に合わせ 希釈して使うタイプで 通常のキッチン洗剤より見た感じ
泡立ちが悪い様に思ったが A曰く
「泡が汚れを落としているのでは無く むしろ 泡立たないことで すすぎも早く 水道代の節約にも繋がって 尚且つ 環境にも良い」
との 事だった。
Aが持っている その専用容器に私は見覚えがあった。
高校時代 某アイスクリームチェーンでバイトをしていた時
バイト先の清掃に その洗剤と容器が使われていたのだった。
(※某アイスクリームチェーン全体で アムウェイを導入していたのでは無く この店のC店長が
会員で 個人的に店の清掃に使用することで 何らかの利益を得ていたと 思われる)
その 洗剤で店内の床を拭くと やたらヌルヌルして 滑りやすく おまけに 手にかかると
私は痒くなった事を 思いだしていると
試しに お皿を洗うよう勧められていた 彼ママも
「なんか コレ ヌルヌルするんだけど、ちゃんと落ちてるのかしら??」
やはり・・・ バイト先のモノと同じだと 確信をしたのだった。
洗剤デモが終わると Aは 「ゆり太 手を出してみ!!」
そう言われ 差し出すと コットンに なにやら液体を含ませ 私の手の甲を
クルクル拭き取り始めた。拭き取った コットンを裏返すと ぼんやり 薄茶色の汚れが・・
すかさず Aに
「この 汚れは洗顔だけで落とせない汚れで どんなに良い化粧水付けても 染みこまないから
化粧水のムダなんだよ。」
そう言われると 次々手の甲に 色々な化粧品を 塗ったくり始め説明をされた。
彼ママは 息子の友達、私も仲良くしてる 男友達・・そんなよしみで 洗剤と化粧品をそれぞれ
Aから購入した。
化粧品をしばらく使い続けると ピリピリする事があり Aに相談すると
「ああ ピリピリは初めはよく聞くけど 使ってるウチ気にならなくなるから。」
との 事だった。使っても返品も返金も出来るとの事だったけど
友達の手前 悪くてそのままだった。
洗剤を購入した彼ママに至っても すすいでもヌルヌルが気持ち悪いから
既に使っていないとの事だった。
ここら辺までは よくある 訪問販売や実演販売的な感覚でいた。
ある日の 夕方 Aに誘われ とある会議スペースで開かれる アムウェイのミーティングとやらに
彼氏と一緒に連れて行かれた。
中に入ると ホワイトボードに書かれる 数字や図を熱心にメモする 数十人の男女がいた。
ミーティングと言うよりも 勉強会??のような 内容で 入会する意思など全く無い私は
終わったら さっさと帰るつもりで居た。
ところが・・ミーティングが終わると Aとその関係者に 近くのレストランに連れて行かれ
席に着くなり 見知らぬ人達に囲まれた。
「マーケティングについては もう 知ってるのかな?」
当時40代と思しき 男性が私に 声を掛けてきた。その人物は普段は郵便局勤務とのこと。
副業でアムウェイをやっていて 本業を上回る収入を得ていると
成功者の自信に満ちた表情で 語りかけてきた。
ただ 友達の付き合いで来ているに過ぎない私は ちょっと恐く感じながらも
「いえ、私 Aの友達で 化粧品をこの前買っただけですから」
そう 伝えると
「いや~もったいないよ せっかく商品の良さを知ってるなら それを周りに伝えないと」
「アムウェイの商品は 自分が使っているだけで 儲かるんだよ」
「ゆり太さんが アムウェイの良さを教えてあげたその人だって 儲かる仕組みがあるんだから」
「よい商品を使ってるだけで幸せ みんなが使えば みんなが幸せになれるんだから」
そう言って 宝石の名前に当てはめた ランクによる報酬の違いなど
パンフレットを見せられながら 延々聞かされて
帰る頃には もう グッタリだった。
そう言えば Aが どんなきっかけで アムウェイの会員になったのかは 未だに不明だった。
ミーティングと称した勧誘会後 彼氏はAに押し切られ アムウェイに入会した。
彼氏が会員になってからは 私は彼氏から化粧品を買うことになった。
彼氏も 幾つか商品を購入したりしてたらしいけど レストランで聞いた成功談のように
「使ってるだけで儲かる」と言った様子は全く無く
その 彼氏に対して
「やっぱり騙されてるんじゃないの??なんかネズミ講みたいじゃん」
つい そんな言葉をぶつけてしまい 気まずいムードに何度かなったりもした。
そこからしばらくして アムウェイとは関係ない理由で その彼氏と別れ そこからぱったり
私もアムウェイを使う事が無くなった。
その後どうなったかは知らないけれど
最近 この問題が 頻繁にニュースで扱われる様になり
当時を ふと 思いだし
実際 私も アムウェイを使うことになったきっかけや 勧誘会の実体験を記事にしてみました。
私の様に ごく身近な人から 勧められるケースだと
「断ると悪いかも・・」と 思いつい 流れで 購入してしまったり
購入した事で 彼氏のように勧める側になり
なったもののなんら利益が得られない そのような 実態が
長いことあまり 明るみに出て来なかった事が 不思議に思いました。
商品を本当に気に入って 勧められた人も納得し 使い続ける事自体に
何の問題も無いと思いますが
ごく 限られた 一部の人間だけに 利益をもたらすシステムは やはり
問題があると 考えるべきだと思います。
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